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興福寺五重塔
いつも荒池を隔てての撮影です
明るいときは、荒池に綺麗に映ります
夕焼けは、五重塔とお友達
シルエットになっても奇麗な五重塔
いつも荒池を隔てての撮影です
明るいときは、荒池に綺麗に映ります
夕焼けは、五重塔とお友達
シルエットになっても奇麗な五重塔
目次
奈良県内における建築物の中でも最も高い建築物の一つ
左に「中金堂」
正面に「東金堂
右に「五重塔」
左奥は「若草山」
興福寺五重塔は、塔の高さは50.1メートルに及び、日本の仏塔としては京都、東寺の五重塔に次ぐ規模を誇り、奈良県内における建築物の中でも最も高い建築物の一つとなっています(創建当初の塔は45メートルほど)。
また、初層(1階部分)部分は8メートル四方と、広々とした空間となっており、興福寺にあるもう一つの塔「三重塔」と比べると非常に大きな建築物となっています。
建築様式としては、現在の塔が室町時代に再建されたものであるため、中世らしい豪快さを持ち合わせた建築となっていますが、軒の出に深みがあるなど奈良時代の創建時の五重塔の様式を随所に残した復古主義的なものにもなっています。
ちなみに、外から見ると五重塔は、5つの層(階)に分かれているように見えますが、実際に内部から見ると、初層(1階部分)を除いては全くの「空洞」になっており、中心に伸びる「心柱」という巨大な柱を軸とする形で、5層(階)部分まで吹き抜けの空間になっています。
その他塔の外側には、奈良時代に造られた「燈籠を乗せる台」である「燈籠基台」が現在も残されており、奈良時代にまでさかのぼるものとしては日本唯一のものとなっています。