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柳生の里【一刀石】



芳徳寺から約700mの戸岩谷にある約7m四方で中央から2つに割れた巨石。石舟斎(柳生宗厳)が修行中に天狗と試合を行い、一刀のもとに天狗を切り捨てたところ、2つに割れた巨石が残ったという逸話が。



アニメで登場した「一刀石」が「剣聖の里」で知られる奈良市北東部の「柳生の里」(奈良市柳生町)にある。



藪の中に刀で切ったように真っ二つに裂けた約7メートル四方の巨大な石が現れる。立札を読むと戦国時代の剣術、「柳生新陰流」の開祖柳生宗巌(石舟斎)が天狗を退治した時にできたとされる。

目次

天狗との壮絶なバトルと剣の極意

宗巌が上泉信綱からの課題をとくために、天乃石立神社にこもり、日夜修行に励んだといいます。ここには一刀石という巨石とともに宗巌にまつわる不思議な伝説が残っています。

ある夜、宗巌が天乃石立神社の境内で稽古をしているとどこからともなく天狗が現れます。宗巌の天狗との激しい対戦のうえ、一刀で天狗をまっぷたつに切り裂くと、その瞬間、天狗は消え、まっぷたつに割れた巨石があったといいます。それが、一刀石です。
現在も天乃石立神社の境内でみることができます。

みごと「無刀の位」を体得した宗巌は上泉信綱から印可状を授かり、新陰流に「無刀の位」の工夫を新たに加え、柳生新陰流の祖となりました。

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