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奈良 氷室神社の桜がほぼ満開です🌸


奈良公園内・奈良市内有数の「桜の名所」です


もう咲き誇っています。

目次

桜は周辺で最も早く咲く「一番桜」とも

観光客が絶え間なく行き交う奈良国立博物館の目の前にある製氷業界の神様である神社「氷室神社(ひむろじんじゃ)」。
その境内には枝垂桜やソメイヨシノなど、多数の桜の木が生えています。特に名高い「桜の木」としては、拝殿・本殿の前にある「四脚門」前にそびえ立つ、重厚できらびやかな枝垂桜が広く知られ、樹齢約100年と言われる枝垂桜は美しい花びらと鮮やかな色合いを桜のシーズンには訪れる人々に存分に見せてくれます。
なお、後述するように近年はこの四脚門前の枝垂桜については樹勢が衰えつつありますが、周囲の桜も含めて考えると十分な「桜の名所」となっています

なお、氷室神社の枝垂桜は、奈良市内のその他の桜と比べ、比較的早く咲く傾向があるため、地元では「奈良の一番桜」などと呼ばれることもあります。実際に、奈良公園や佐保川のソメイヨシノが咲き始めるころには、既に満開に近づいている場合が多いなど、1週間近くの開花時期のずれがあるようで、例えばソメイヨシノの時期を外してしまった(咲く前に花見に来てしまった)ような場合でも、氷室神社の桜を楽しんでいただける場合もある、観光客にとっては「ありがたい」枝垂桜となっています。

古くなった桜の木は、樹勢の衰退が心配

氷室神社の知名度向上に寄与するほどに大勢の観光客を集めている枝垂桜ですが、桜の木自体が一般的に数百年も咲き誇るものではないため近年は「古樹」となってしまっており、樹勢が衰える傾向にあることもあり、樹木医等も関わって懸命の保全活動が行われています。
そのためこれまでは四脚門前の桜が最大の「桜」であったのが、その他の桜のほうが良く咲き誇るという状態になっています。
もっとも、その他の桜だけでも十分な「桜の名所」となっていますので、観光に訪れる価値があることには変わりありません。

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