2020.1.25 若草山山焼き🔥⛰
春日大社境内の「春日野」でとんど焼きが行われ、その御神火をもらいうけ、山焼きが行われます。
山麓中央に設けられた大かがり火に点火されると、夜空に打ち上げ花火があがります。
「鹿🦌」の顔の花火が見えました❣
ほら貝とラッパの合図で、消防団員ら約300人が一斉に山の草地に火を付けると、炎はバチバチと大きな音を立てながら広がります。
奈良市の若草山で25日、冬の恒例行事「若草山焼き」がありました。麓の奈良公園に集まった観光客らは、古都の夜空を真っ赤に彩る炎に見入ったようでした。
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若草山焼き、奈良の夜空を真っ赤に染める、冬の恒例行事です。
若草山焼き行事の起源には諸説ありますが、三社寺(春日大社・興福寺・東大寺)の説によれば、若草山頂にある前方後円墳の霊魂を鎮める杣人の祭礼ともいうべきものとのことです。
このほかにも若草山を年内もしくは翌年の1月頃までに焼かなければ、翌年に何か不祥事件が起こると考えられていたことや若草山一帯をめぐる春日大社・興福寺と東大寺の領地争いがもとであるなどの説や、あるいは春の芽生えを良くするための原始的な野焼きの遺風を伝えたものであるという説もあるようです。
現在は先人の慰霊や防火を祈る行事となっています。
修理用の囲いが外れた薬師寺東塔(右)と、若草山の山焼き(合成写真をお借りいたしました)
奈良のいたるところからの若草山山焼きを撮影できます。
平城旧跡の大極殿と若草山山焼きと花火
(合成写真をお借りいたしております)
何処から撮っても素晴らしいですね。